事実に基づいたことば
人生の事実に基づいたことばについて。
「金は不潔である」「性は神聖である」という文章記述は事実を語っていません。
ユリは美しいという文章記述と同じで、そういうことを口にしている人間の主観の表現にすぎません。
客観的事実を語っているわけではありません。
客観的事実でないものを客観的事実のように思い込むところに、不幸の始まりがあります。
現実の世界に則さない行動をするからである(例-受けとってもよい金銭的報酬を拒否するとか、エンジョイしてもよいセックスを避けるとか)。
客観的事実を直視すると一時的に落ち込むこともあるが、この落ち込みを通過した人生肯定の感情が本当に身についたものです。
事実を見る辛さを避けて、願望の世界に住むくせをつけてしまうと、これが不幸の始まりです。
たとえば毎日残業している父の給料がいくらかを知らない子どもには、父の労をねぎらう感情は湧きにくい。
金は天から降ってくるような幻想的人生観の持ち主になります。